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Vol.30 アベ N0 THANK YOU ! の思い

2014年6月13日

 選挙に行かなくたって、私の大事な日常には何の影響もない。まじめで働きものの国民性に支えられてる日本は、平和で豊かな国だ。中学校や高校の授業で学んだ歴史のことを思い起こすと、人類の歴史上に、戦争のない時代はなく、今も、世界には戦争やクーデターや飢えに苦しむ国々がある。しかし、少なくとも私が生きているこの日本は、戦争からは無縁だ。日本に生まれて本当に良かった。

 こんなふうに思い、能天気な日々を生きてきた私の気持ちが、この数年大きく変化した。もしかしたら、私が生きているうちに、日本でも戦争がはじまるかもしれない。もしかしたら、日本が経験したこれまでの戦争時代も、こう思っていた人が何人もいたのにも関わらず、声を上げない、上げられないうちに戦争に突入して行ったのかもしれない。

 そう言えば、私の仕事である医療の現場で、経済的に大変だから、医療も介護サービスも手控えようと言う人が、この数年すごく増えてきた。当然のことと思っていた、誰もが平等に必要な医療を受けられる、世界に誇るべき国民皆保険制度もあやしくなってきた。このことに、医療者が声をもっと上げなくていいのだろうか。

 福島原発事故の収束の兆しもないままに原発再稼動をしようとしていること、国民の命より国家を優先する特定秘密保護法のこと、世界に容認されない間違った歴史認識の教科書で、東アジアの平和を損ねる若者を育てる新しい教科書検定基準のこと、他国の人々を殺傷する武器や軍事技術の輸出での経済成長をめざす防衛装備移転三原則のこと、財源の縮小を優先にした改正で、国民のいのちと安全を守ることを放棄しているかのような医療・介護総合法案のこと、憲法解釈の変更で隣国との対立を招き、これまで日本が70年続けてきた「戦争のない社会」の放棄することになる集団的自衛権のこと、今、安倍政権が強引に押し進めようとしていることは、どれひとつとっても平和といのちを脅かすものだ。

 民主主義も立憲主義も踏みにじり、暴走する安倍政権に、NO!と言おう。

 これまで日本が築いてきた70年にわたる戦争のない社会を守り、いのちを大事にする社会を育むため、声を上げる責任が、私たちにある。

 私たち一人一人が、平和を築く行動に力を合わせることを呼びかけたい。

 私がそうであったように、これまで政治にあまり関心のなかった多くの人が、普通のこととして、声を上げることができるような形はどうしたら作れるのだろうか。

 プラカードやシュプレヒコールに、馴染みのない人たちでも参加しやすい形、身軽に、未来に期待して楽しく、政治に参加できるよう、新しい運動体となることを目指したい。

  多くの皆様のご参加、ご協力を、どうぞよろしくお願いしたい。

スープのよろずや「花」代表 伊藤真美

印刷用Vol.30

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From → 通信

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